藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)×窪田正孝 豪華ダブル主演!惣領冬実が描く伝説の少女コミック、ついに実写映画化!!
90年代を席巻した累計発行部数500万部を超える、惣領冬実の「MARS」(講談社刊)。
連載当初から少女マンガ史上かつてないディープなテーマや禁断の世界観が話題を独占し、“究極のラブストーリー”として圧倒的な人気を獲得、遂に待望の実写化を果たします。
樫野零を演じるのは、『信長協奏曲』「独身貴族」などに出演、圧倒的な個性が光るKis-My-Ft2の演技派、藤ヶ谷太輔。桐島牧生には、「Nのために」「デスノート」など変幻自在な演技で観客を魅了する実力派俳優の窪田正孝。ヒロイン・麻生キラには、朝の連続テレビ小説「まれ」にも出演した期待の新星、飯豊まりえ。原作連載当時から色あせないストーリーと、現代的な設定を織り込んだキャラクターが、スクリーンでより一層鮮明に映し出され、究極のラブストーリーが誕生しましたー。
海で奇跡的に出逢った零とキラ。過去に心の傷を抱えながら孤独に生きてきた2人は惹かれあい、恋に落ちる。そこに、零の死んだ弟・聖(せい)の親友、牧生が現れる。零とキラのよき理解者であるように見えた牧生は、実は零に対する特別な感情から彼に執着し、遂にはキラの忌わしい過去を突き止め 2人を引き裂こうとする。キラは傷つき、零に触れることさえできなくなる。
牧生は狂おしいほどに切ない想いを零に募らせる。零はキラを守り切れるのかー。零とキラ、そして牧生の運命は衝撃の結末へ─
ドラマの続きと知らず、新作邦画と思いマスコミ試写会へ出向いたら、ナント!!土曜の深夜枠の連続ドラマの続きで最終章ではないかっ!
惣領冬実の漫画原作も知らず、何も知らずに試写会へ出向いたのは間違いでした(汗)
映画を観た後で自宅に戻り、オンデマンドでドラマ版を一気に鑑賞。映画版で不消化のストーリーが繋がったのである。
ストーリーは少女漫画らしく、学園のアイドル的モテモテでイケメン男子の零と、他人とのコミュニケーションが苦手な女子キラのラブストーリー。
ドラマの1話~8話は零とキラの恋愛や人間模様が中心となり、高校生ってこんなに大変だったっけ?と思う怒涛の人間関係を描き出している。
ドラマ9話~10話は、牧生のサイコパス人格が開花し、キラへの優しさはフェイクで、零へは執着に似た恋愛である事が判明!ショッキングな学園恋愛ストーリー。
そして映画版では、キラの過去のトラウマが明らかとなり、それを零に暴露する牧生のダメ人間ぶりが表面化。
ドラマの中盤で怪しさ漂いつつも牧生って優しくて素敵だし良い奴と、誰もが思っていたはず…残念ながら牧生の本性はサイコパスで、零を独り占めしたいためにキラを狙う男へと変貌し、この映画はラブストーリーをはるかに超えた危険なシーンが満載のサスペンスであった。
キラを愛して止まない零には藤ヶ谷太輔、その零を追い回す牧生は窪田正孝。最近では『ヒーローマニア-生活-』や『64-ロクヨン前編/後編』と素晴らしい演技を観せてくれる窪田正孝は、邦画の出演率が高く演技派。その演技の幅の広さには驚かされた。
ヒロインはNHK朝ドラ『まれ』の、能登のケーキ店でアルバイトする女子大生を演じた飯豊まりえ、真っ直ぐで純粋な女子高生を演じている。
普通の恋愛ドラマと思いきや、ボーイズラブ的展開やサスペンスが入り混じった異色なラブストーリー!その驚きのラストとは一体……ファンの方は乞うご期待!