製作クリストファー・ノーラン、監督ザック・スナイダーの天才クリエイターが、全世界で最も有名な2大スーパーヒーロー、バットマンとスーパーマンによる夢の競演を描く、究極のエンターテイメント超大作!
昼間は大企業のトップを務め、夜は高級車でパーティに繰り出し美女たちとハデに騒ぐ変わり者ブルース・ウェイン。
しかし夜が深まる頃、彼は別の顔を解き放つ。ゴッサム・シティに横行する犯罪に立ち向かうヒーロー、バットマン。
そして、本作でバットマンと対峙するのは、すべてのヒーローの原点にして、地球最強の男・スーパーマン。
本作のキャストには、クラーク・ケント/スーパーマンにヘンリー・カビルが続投。ブルース・ウェイン/バットマンをベン・アフレックが演じ、さらに、ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマンをガル・ガドット演じるほか、エイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが『マン・オブ・スティール』に続き出演。また、悪役レックス・ルーサーをジェシー・アイゼンバーグ、ブルース・ウェインに仕える執事アルフレッドをジェレミー・アイアンズ、また、本作で新たに設定された役にホリー・ハンターが、それぞれ演じる。
2016年3月25日日本公開(アメリカでは20日にプレミア上映)全世界ほぼ同時公開のため、私が試写会で観たのは公開日ギリギリ直前の3月22日であった。
全世界同時公開のため、ネタバレ禁止でストーリーに触る事は一切書くことができない。
DCコミックの英雄たちである【バッドマン・スーパーマン・ワンダーウーマン】が映像の中で夢の競演をするのだが、何故バッドマンVSスーパーマンが対峙するのか?は映画の冒頭から謎である。ストーリーは映画【マン・オブ・スティール】でエイリアンとスーパーマンが戦った時に破壊された街を見て【バッドマン】が神に近い【スーパーマン】の力に危機を感じるところからスタートするが、それぞれの物語はコマのように交差し中盤から合致していく。
本編を観るまでは、スーパーマンが悪に支配され、バッドマンと戦うことになる……ありがちな流れを予想していたが、良い意味で期待を裏切られた。観客には全く予想のつかない展開が待っているのだ。悪役レックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)がどのように出るのか?も読めず終始驚きでいっぱいだ。
映画バッドマンらしい薄暗い映像はそのままに【バッドマンとスーパーマン】ふたりの家族の物語が本編で重要な役割を示しており、クラーク・ケントの父役を演じたケヴィン・コスナーがチラリと出演し、またダイアン・レインも母親役として好演している。
バッドマンのベン・アフレックの体はストイックに鍛え上げられ、神レベルのスキルを持ったスーパーマン(ヘンリー・カビル)にひけを取らない。さらに驚愕のパワーを持つワンダーウーマンは美しくて強い。
2時間32分と長めの本編は勿論3D上映がオススメである。2大ヒーローが何故戦わなくてはならないのか?自身の目で確かめてほしい。
Photo Credit:Clay Enos/ TM & © DC Comics ©2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC