累計発行部数1600万部超。青春マンガの大本命、ついに実写映画化!
“競技かるた”に懸ける千早たちの≪情熱・恋・夢≫
泣きたくなるほど熱く切ない、この想い。「もう一度会いたい」
2009年第2回マンガ大賞受賞、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位獲得、2011年第35回講談社漫画賞少女部門受賞、コミックス累計発行部数1600万部(既刊31巻)突破。ダイナミックな“競技かるた”の魅力、等身大の高校生たちの熱き青春群像を描き、少女コミックスの枠を超え男子からも人気を博す、青春マンガの大本命「ちはやふる」(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)が満を持しての実写映画化、しかも前編≪上の句≫、後編≪下の句≫の二部作連続での公開となります!
タイトルになっている「ちはやふる」とは、百人一首の中の一句で、1200年前稀代の歌人・在原業平が禁じられた恋の相手を想って詠んだとされる「ちはやぶる神代も聞かず竜田川、唐紅に水くくるとは」が元になっています。歌には「私の燃える想いが、激しい水の流れを真っ赤に染め上げてしまうほど、今でもあなたを愛しています」という意味が込められており、“ちはやぶる”は “勢いの強いさま”の意味ですが、その勢いがただ一点に集中している状態を表し、“神”の枕詞として使われます。主人公・千早(ちはや)を表現し、また作品を象徴する歌なのです。
メガホンをとるのは、『タイヨウのうた』(06年)、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13年)など等身大の若者達をいきいきと描き、青春映画に定評のある小泉徳宏監督。本作では、脚本も手掛けています。主人公・綾瀬千早を演じるのは、映画『海街diary』、『バケモノの子』、『怒り』と話題作への出演、そして多数のCM出演と、人気・実力ともにNO.1若手女優・広瀬すず。本作が映画初主演作品となります。
真島太一役には、映画『ビリギャル』、ドラマ「恋仲」への出演で注目を集める、野村周平。綿谷新をはじめとするメインキャストについては、2014年末から大オーディションを敢行。800名以上の若手俳優達が参加し、『カノ嘘』で“大原櫻子”を発掘した小泉監督ならではの方法でキャスティングが行われました。綿谷新役には、『劇場版 仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』にも出演、ブレイク必至の“最強メガネ男子”真剣佑。その他にも、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也と次世代を担う若手俳優達がオーディションを経て、本作への出演が決定。また、千早の永遠のライバル、最強のかるたクイーン・若宮詩暢役には、実力派若手女優・松岡茉優、千早が通う瑞沢高校教諭役に松田美由紀、千早の百人一首の師匠・原田役に國村隼とベテラン俳優陣が脇を固めます。
主題歌はPerfumeで「FLASH」。本作のために書き下ろされた新曲です。メンバー自身が元々原作「ちはやふる」の大ファンという、運命的且つ幸せなコラボレーションが実現!
まさに今最も旬なスタッフ・キャストが集結!“競技かるた=百人一首”に情熱を傾ける高校生達の友情・恋愛・成長を、泣けるほどに熱い青春模様として描き切ります!
2016年春、青春映画の新たな金字塔の誕生に、どうぞご期待下さい!
【ストーリー】
綾瀬千早(あやせちはや/広瀬すず)、真島太一(ましまたいち/野村周平)、綿谷新(わたやあらた/真剣佑)の3人は幼なじみ。新に教わった“競技かるた”でいつも一緒に遊んでいた。そして千早は新の“競技かるた”に懸ける情熱に、夢を持つということを教えてもらった。そんな矢先、家の事情で新が故郷へ戻り、はなればなれになってしまう。「新にもう一度会いたい。会って『強くなったな』と言われたい。」千早の想いが情熱に変わるとき、百人一首の世界のごとく、世界が色づき始める。
高校生になった千早は、新に会いたい一心で“競技かるた部”創設を決意、高校で再会した太一とともに、部員集めに奔走する。呉服屋の娘で古典大好き少女・大江奏(おおえかなで/上白石萌音)、小学生時代に千早たちと対戦したことのある、競技かるた経験者で肉まんくんこと、西田優征(にしだゆうせい/矢本悠馬)、太一に次いで学年2位の秀才・机くんこと、駒野勉(こまのつとむ/森永悠希)を必死に勧誘、なんとか5名の部員を集め、創部に成功。初心者もいる弱小チームながら、全国大会を目指して練習に励み、東京都予選に臨む。
千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部創部を応援し、部長となった太一。彼もまた、新に勝たなければ前に進む事が出来ない。「千早に自分の気持ちを伝えたい」――。
千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の、まぶしいほどに一途な想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る。
百人一首のルールは、こちら北海道と本州では異なるらしく、映画の中の競技かるたは上の句を読み上げた後に出る、下の句札を取るそうで対戦相手との間合いに敵陣と自陣とがあり、その中の下の句の札を素早く取り合うというもの。
下の句読みで、木の読みづらい札を取るのが北海道の百人一首の定番である。
競技かるたに馴染みの無い私にとっては、スポーツのようなかるた取りのシーンを見て衝撃を受けた。かるたが手裏剣のように宙を舞うのは不思議な光景だ。
下の句を読み上げた2言くらい(ちはやふるの場合ちは…)で取りに行く。
音感と集中力が重要な上、素早くかるた取りをするために基礎体力を鍛えなくてはならない。団体戦ではチームワークや心理的な作戦が必要。
ストーリーではかるたへの情熱だけではなく、千早をめぐる恋愛の三角関係に、ちょっぴりハラハラしながら本編を鑑賞。
<下の句>は4月29日から公開。
上の句はかるた部結成から東京都大会への道。
下の句は全国大会、そして千早のライバルとなるクイーンとの対決や、チームの結束が崩れそうになるハプニングもあり…どちらも見どころはいっぱいである。
何故、競技かるたの大会がジャージ姿にTシャツ+タオル持参か?映画を観れば納得だ!
【ちはやふる -上の句-】札幌シネマフロンティア・ユナイテッド・シネマ札幌 他道内劇場にて3月19日から公開。
<下の句>は2016年4月29日(金・祝)公開!
【キャスト・スタッフ】
広瀬すず 野村周平 真剣佑
上白石萌音 矢本悠馬 森永悠希 清水尋也 / 松岡茉優
松田美由紀 國村隼
原作:末次由紀『ちはやふる』(講談社「BE・LOVE」連載)
監督・脚本:小泉徳宏
音楽:横山 克
主題歌:「FLASH」 Perfume
(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会 (C) 末次由紀/講談社