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SAINT LAURENT/サンローラン |感想・あらすじ

第6 7 回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品 セザール賞最多1 0 部門ノミネート、世界のメディアが絶賛!

女性の生き方まで変えた天才デザイナー、イヴ・サンローラン 彼の人生で最も輝き、最も堕落した1 0 年間に迫る!

1 9 7 0 年代半ば、世界で最も有名なデザイナーの〈死亡説〉が流れた。〈モードの帝王〉としてファッション界に君臨していた、イヴ・サンローランだ。以前から失踪説や重病説、もっとスキャンダラスな噂も度々流れ、人々の前から姿を消したイヴに、一流の新聞社までが死亡記事の見出しを考えていたという。まだ若く絶頂期だったはずの彼に何があったのか─ そこには、華麗な成功の裏に隠された、命を削るほどの創造の苦しみとスランプ、心を打ち砕くほどの激しい愛の葛藤があった。公では語れなかった〈真実〉に迫るために、“モンドリアン・ルック” や“ポップアート” コレクションで大ブレイクした後の激動の1 0 年間を描く衝撃作が、遂に日本に登場する。

1 9 6 7 年、イヴ・サンローランは世界最高のデザイナーへの道を駆け上がっていた。 その名声はアンディ・ウォーホルから「僕たちは2 0 世紀後半の2 大アーティストだ」と称えられるほどだ。 だが、次第にイヴは新しいデザインを生み出すプレッシャーに押し潰されていく。 ブランドの経営を一手に引き受け、人生のパートナーでもあるピエール・ベルジェの保護者のような愛も時に重かった。 7 0 年代に入り、ミューズとしてイヴを支えるルルや、悪い遊びにふけるモデルのベティ、そして危険な愛人ジャックらと刹那的な快楽を追い求めているうちに、遂にイヴは1 枚のデザイン画も描けなくなってしまう─ 。

メイン

天才デザイナー、イヴ・サンローラン。革命的なコレクションで世界中を熱狂させ、ファッションの歴史を塗り替えた1967年からの10年間。彼にとって最も輝いていたが、徹底的に美を追求するあまりに抱えた孤独と闇に飲み込まれていく。 カンヌで批評家達を唸らせた、知られざる衝撃の姿がここに―。

サンローランの映画は、現在まで幾度か作られている。 その中でもずば抜けて型破りな伝記映画が、この「SAINT LAURENT/サンローラン」だ。

サンローランには、喫煙や薬物の中毒癖があり、快楽主義者で破滅に向かう生き方と、彼が陶酔する時間の流れと緊張感がスクリーンから伝わってくる。

ファッション界のレジェンドとして、今も語り継がれ「僕たちは20世紀後半の2大アーティストだ」とアンディ・ウォーホルに称えられたイ­ヴ・サンローランの人生とは――

 

監督:ベルトラン・ボネロ

キャスト:ギャスパー・ウリエル/ジェレミー・レニエ/ルイ・ガレル/レア・セドゥ/ヘルムート・バーガー

配給 GAGA

© 2014 MANDARIN CINEMA – EUROPACORP – ORANGE STUDIO – ARTE FRANCE CINEMA – SCOPE PICTURES / CAROLE BETHUEL

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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