【キングスマン】全世界大ヒットのキレッキレ！超過激スパイアクション作品レビュー

キングスマン　原題　Kingsman: The Secret Service

『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で世界中の映画ファンを虜にしたマシュー・ヴォーン監督の最新作は、常識を覆す、誰も見たことのない全編キレッキレのノンストップ・スパイアクション！名優コリン・ファースがブリティッシュ・スーツに身を包み華麗で過激なアクションを披露する姿に世界中が大熱狂し、興行収入4億ドルのメガヒットを記録。本作が映画初出演の大抜擢となるタロン・エガートンもフレッシュな魅力全開で一躍スターの仲間入り。続編製作の話も早々に浮上し、話題沸騰の超過激スパイアクションが日本上陸！！

ストーリー

ロンドンのサヴィル・ロウにある高級スーツ店「キングスマン」。
しかしその実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった！
ブリティッシュ・スーツをスタイリッシュに着こなすハリー（コリン・ファース）は、「キングスマン」のエリートスパイ。組織の指揮者アーサー（マイケル・ケイン）の元で日々秘密裏の活動を行っている。ある日チームの一員が何者かに惨殺され、新人をスカウトすることに。ハリーは街のチンピラ、エグジー（タロン・エガートン）に可能性を見出し、「キングスマン」の候補生に抜擢する。エグジーの父親もまた機密活動中に命を落とした「キングスマン」のスパイだったのだ。
一方で、頻発する科学者の失踪事件の首謀者ヴァレンタイン（サミュエル・Ｌ・ジャクソン）が、前代未聞の人類抹殺計画を進めていた――

予告動画

作品レビュー

『００７』でもない、『ミッション：インポッシブル』でもない、全く新しいスパイ映画が誕生した実感が湧き出る。

エグジーは無職で、家庭環境のせいで自分の可能性を見いだせないでいた。

独立した国際諜報機関「キングスマン」の英国紳士スパイであるハリーは、かつてキングスマンの候補生だったエグジーの父親に命を救われたことがある。

ハリーの名言「マナーが紳士を作る。」

運命の導きによってふたりは出会い、エグジーは父親同様キングスマンのスパイ候補生として育成されることに。

007をリスペクトしたスパイグッズの数々。そして華麗なブリティッシュ・スーツに身を包み英国紳士が板についた雰囲気の、アカデミー賞俳優のコリン・ファースの戦闘シーンは超過激過ぎて驚く!

アディダスのジャージが似合う街のチンピラのエグジーが英国紳士スパイとしてどう変化していくのか?　彼のパルクール技も見事で、スパイとしての成長が楽しみになる!

キングスマンは、単なるスパイ映画ではない。これはエクジーの成長物語でもある。

IT起業家にして世界的大富豪、リッチモンド・ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)による人類淘汰計画を阻止するキングスマン。

ヴァレンタインの右腕の強敵・ガゼルは謎の美女。足自体が武器でその切れ味でエグい殺戮を繰り広げ、キングスマンと対峙していくが、キングスマンを裏で支えるマリーン(マーク・ストロング)が、ハリーと共にエグジーをサポート。

前半はエグジーのスパイ修行物語、後半はエグジーが英国紳士スパイとしてスパイガジェットを駆使しながら、地球規模のテロを企てるIT富豪とどのようにして戦い抜くか？

スタッフ

監督：マシュー・ヴォーン　　原作：マーク・ミラー製作：Marv Films

キャスト

出演：コリン・ファース、マイケル・ケイン、サミュエル・Ｌ・ジャクソン、タロン・エガートン、マーク・ストロング

Kingsman: The Secret Service

A super-secret organization recruits an unrefined but promising street kid into the agency’s ultra-competitive training program just as a dire global threat emerges from a twisted tech genius. A phenomenal cast, including Colin Firth, Samuel L. Jackson and Michael Caine, lead this action-packed spy-thriller directed by Matthew Vaughn (X-Men: First Class).

作品データ

上映時間　129分　製作年　2014年　製作国　イギリス　映倫区分　R15+　配給　KADOKAWA 受賞歴　第39回日本アカデミー賞外国作品賞（2016年）　公式サイト

投稿者プロフィール

佐藤友美: 2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。