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小さくなるほど強くなる!最強バディ【 アントマン&ワスプ】あらすじ 感想

 

作品紹介

「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」を超えた、世界興行収入No.1シリーズのマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』。この夏、映画史上最小にして最強のヒーロー&ヒロインが贈る、ユーモアあふれるバディ・アクションムービーが日本上陸。

ストーリー

バツイチ、無職、前科持ちで、離れて暮らす愛娘だけが生きがいのスコット。脅威の”スーツ“を手に入れたことで、身長1.5cmの最強ヒーロー<アントマン>になったものの、ある大事件をきっかけにFBIの監視下に置かれることに…。

そんな頼りない彼を支えるのが、アントマンの開発者ピム博士の娘、ホープ。彼女もまた父の開発した”スーツ”と脅威の身体能力で、完璧ヒロイン<ワスプ>に!まったく正反対のふたりの前に、すべてをすり抜ける神出鬼没の謎の美女<ゴースト>が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる――。

敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう!?

ありとあらゆるものをすり抜けられる能力を持つ強敵から、アントマンたちは世界のサイズを操る”秘密“を守りきれるのか?

いま、人もモノもすべてが大小変幻自在の「アリ」えないバトルが勃発する!

試写の感想

『アントマン』の3年ぶりの続編。

前作では泥棒になって警察に捕まった”アントマン”ことスコット・ラング(ポール・ラッド)は、今度はFBIの監視下で自宅謹慎中と、”正義感はあるがどこか頼りない”いつも通りのスコットであった。それでも、娘であるキャシーとの関係は良好。

勿論、アントマンスーツを発明したピム博士(マイケル・ダグラス)や娘のホープ(エヴァンジェリン・リリー)も登場する。

特にホープは今作では1.5㎝のヒロイン”ワスプ”としてアントマンとタッグを組んでいる。頭脳明晰で運動神経も抜群なホープがスーツを着ると空も飛べてしまうという、どこまでも完璧なヒロイン。

スコットの友人で泥棒仲間だった”おバカトリオ”も健在。特にお調子者キャラのルイス(マイケル・ペーニャ)はまさかの警備会社の社長となっていてビックリ。相変わらず、どんなときでもマイペース。どこまでもマイペースだけど憎めない3人組だ。

物語は”アントマン誕生の秘密”が隠されたピム博士(マイケル・ダグラス)の研究所の争奪戦が中心となってくる。ピム博士の技術を狙って、怪しい武器ディーラーだったり、壁をすり抜けられる謎の美女が研究所を奪い合う。

研究所(巨大なビル)を手荷物サイズに変えて取り合いっこできてしまうのは『アントマン』ならではの魅力。さらには、前作でアントマンが足を踏み入れた量子の世界も再び登場する。

巨大なビルが両手で持ち運べるサイズになったり、巨大化したお菓子の容器が飛んできて恐怖する…そんな、ありとあらゆるものを自在にサイズ変更できてしまう世界というのは、単純明快で面白い。

そして、どんなときでもユーモアを忘れないのがアントマン・シリーズ。次々に襲い掛かるピンチの場面でも小さな笑いを織り交ぜてくるサービス精神はお見事。チームワーク、友情、家族との絆が描かれており、軽快なアクションやユーモアも混ざり合い、バランス良く作られていた。難しいことを考えずに肩の力を抜いて楽しめる作品。

予告動画

8月31日 札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌 他全国公開

原題:Ant-Man and the Wasp  
監督:ペイトン・リード 
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ポール・ラッド/エヴァンジェリン・リリー/マイケル・ダグラス/マイケル・ペーニャ/ハンナ・ジョン・カメン/ローレンス・フィッシュバーン 

全米公開:7月6日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト
上映時間:117分

©Marvel Studios 2018

投稿者プロフィール

Atushi Kitashima
なんとなく立ち寄ったミニシアターで映画の面白さを知り、学生時代に日本映画に夢中になりました。
最近は邦画・洋画問わず、アクション、ミステリー、ホラーを好んで観ていましたが、映画レビューサッポロへの参加をきっかけに、より幅広いジャンルの映画の魅力を知りたいと思っています。
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