• 道内最大級の映画レビューサイト

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』あらすじ 感想

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後を描く、シリーズ最新作
前作『フォースの覚醒』は銀河の独裁をもくろむファースト・オーダーと、それに抵抗するレジスタンスが戦う世界。描かれたのは、フォースを巡るドラマであり、ジェダイ騎士唯一の生き残り、ルーク・スカイウォーカーを探し求める冒険だった。ラストシーンで、万感の思いを込めてルークにライトセーバーを差し出すレイ。彼女をじっと見つめるルーク。そこに言葉はない。観る者の胸を感動で満たし、同時に様々な想像をかき立てずにはいられなかった、このラストシーン。――そして物語は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』へと受け継がれる。

『フォースの覚醒』の興奮はそのままに、戦慄の予感に満ちた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が幕を開ける。

 

ストーリー

『フォースの覚醒』のラストシーンで、万感の思いを込めてルークにライトセーバーを差し出すレイ。彼女をじっと見つめるルーク。そこに言葉はない。観る者の胸を感動で満たし、同時に様々な想像をかき立てずにはいられなかった、このラストシーン。――そして物語は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』へと受け継がれる。

伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーとめぐり逢ったレイが知ることになる驚くべき真実とは? なぜカイロ・レンはダース・ベイダーを受け継ごうとするのか? さらには、レジタンスを率いるカイロ・レンの母親レイアと、ポー、フィン、BB-8らレジスタンスたちの新たなるミッションとは? そして、タイトルの“最後のジェダイ”が意味するものとは?
――知られざる秘密が明かされるとき、さらなる謎が生まれる。

 

作品レビュー

2015年『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、2D・IMAX・4DXと3度観賞し壮大なスペクタクルに感動したが、本作は前作を上回るほど心に強く響いた。

また自分が期待していた予想と全く違う方向に突き進み、良い意味で何度も期待を裏切られた。

レイの両親の秘密は?実はルークと親族なのか?等と妄想していたが、漫画のように単純な人間関係であるはずも無く、ストーリーは全く深読みできない。

物語は…
①レジスタントVSファーストオーダー
②レイとルーク・スカイウォーカー
③フィンとローズ
④レイとカイロ・レン

それぞれの視点と時間と共に同時進行し、スピード感あふれる映像が大胆に切り替わることで、スリリングなエンターテイメントとして楽しめた。

レイとカイロ・レンの場面では、ふたりに恋愛感情が芽生えたのか?とあらぬ期待を持ってしまったが、そう簡単には事は進まず。憎み合いながらも、ふたりの心が通じるその瞬間は、観る側にものすごい勘違いを与えるだろう。

ストームトルーパーの脱走兵だったフィンの成長ぶりが素敵。さらにドロイドBB-8が、周囲に期待されずとも、自ら率先する行動力が素晴らしかった。ピンチの時は期待通りに仲間の助けが来てくれ、そのチームワークに拍手したくなる。

脇キャストでは、ベニチオ・デル・トロやローラ・ダーンと、主役級の名優が支えてくれ、ため息が出るほどの緻密なストーリーには感動の連続。

ドロイドの悪バーション黒のBB-9Eも登場し、流石のディズニー!新キャラの玩具もすでに登場している!

人間誰しも抱える心の中の光と闇をフォースで表現しながら、家族や愛という身近なことがテーマでもある。

総評としては前作よりも面白かったし、より人間ドラマがたっぷりと含まれていた。

全世界同時公開で試写会が無いため、封切り日に観賞したが、IMAXや4DXで予算をかけて観る方が楽しめるだろう。

また、フィン役のジョン・ボイエガが出演する2018年1月26日公開の『デトロイト』こちらはアカデミー賞有力候補作品なので、是非観賞していただきたい。

全世界を震撼させた禁断の真実「デトロイト」あらすじ 感想

 

キャスト/スタッフ

キャスト: マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、ルピタ・ニョンゴ、アンディ・サーキス、ドーナル・グリーソン、アンソニー・ダニエルズ、グウェンドリン・クリスティ、
ケリー・マリー・トラン、ローラ・ダーン 、べニチオ・デル・トロ
監督: ライアン・ジョンソン
製作: キャスリーン・ケネディ、ラム・バーグマン
製作総指揮:J・J・エイブラムス、トム・カーノウスキー、ジェイソン・マクガトラン
脚本: ライアン・ジョンソン

原題:Star Wars The Last Jedi

上映時間:152分

配給:ディズニー

(C)2017 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
error: Content is protected !!