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マトリックス復活『マトリックス レザレクションズ』12月17日公開

作品紹介

全世界で空前の社会現象を巻き起こしたアクション超大作『マトリックス』。私たちの生きるこの世界が、実は[仮想世界=マトリックス]であるという衝撃的な設定。
アクション映画の概念を塗り替えた超絶アクション、緑にきらめくマトリックス・コード、クールでかっこいいネオとトリニティーのルック、斬新な映像と撮影手法、VFXとカンフーの組み合わせや、日本のアニメから影響を受けた異文化的斬新なアクションなど、その衝撃は今も人々の脳裏に焼き付いている。
それは、映画の域を超え、映像/カルチャー/クリエイター/概念等、今日私たちが目にする様々なものが『マトリックス』からの影響を受けているといっても過言ではない。そんな映像革命を起こした作品の新章となる『マトリックス レザレクションズ』が12月に全世界にて公開。全米公開の12月22日(水)に先駆けて、日本では2021年12月17日(金)に全国公開する。

本作の監督は、『マトリックス』シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキー。本作でも最新のVFXによって創り出される現実と見紛う仮想世界と、まるで悪夢のような現実世界。そして数々の画期的な発明によって撮影されたアクションシーンなど、『マトリックス レザレクションズ』でしか見ることのできない唯一無二の映像革命を見せてくれる。さらに、キャストには、ネオ役のキアヌ・リーブスをはじめ、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ランバート・ウィルソン、ダニエル・バーンハードらが続投。果たして、本作では仮想世界=マトリックスはどうなっているのか。また、ネオの新たな物語はどんな展開を見せるのか?

ストーリー

目に見えるものが真実とは限らない。あなたが疑ったこともないこの[世界]は、本当に[現実]なのか? 未来を選ぶとき、あなたの世界は一変する。何を信じるべきか、自分の目で見極めろ。
全世界で空前の社会現象を巻き起こしたアクション超大作の新章、ついに登場。 もし世界がまだ「仮想世界=マトリックス」に支配されていたとしたら、 もし主人公ネオが救世主ではなかったとしたらーー! いま、新たな未体験の世界に飛び込む覚悟はあるか?

作品レビュー

18年ぶりに公開となる、映画「マトリックス」の4作目の続編が”レザレクションズ”(復活)。第1作目の日本公開は1999年。
改めて鑑賞したが、1999年当時はインターネットの普及がまだ十分では無く、携帯電話がガラケーの時代に難解なストーリーだったと思う。しかしアクションSF映画の金字塔として、斬新で革命的な地位を築いた作品で、全身黒ずくめでラテックスを使ったファッションは、20年の時間の流れを感じない。

過去シリーズを要約すると…コンピューターのAIシステムが作り出した”マトリックス”と呼ばれる仮想世界では、職業コンピュータープログラマーのトーマス・アンダーソンことネオ(キアヌ・リーブス)が覚醒し、実はAIの暴走した世界でカプセルの中の管に繋がれ、AIの動力源として眠らされていた。

モーフィアスにその事実を知らされ、さらに預言者・オラクルに救世主・ネオとして導かれる。自分は本当に救世主なのか?、疑心暗鬼で修行と戦いに挑み、さらにネオとトリニティとのラブロマンスで、彼らの絆はより深まるのだった。

2003年の2作目”リローデッド”と3作目の”レボリューションズ”ではAIとの戦争となり、エージェント・スミスとの戦いは佳境へ。預言者オラクルは単なるプログラミングの一部だった(バグ?)と知るネオだが、自分の力を信じ強さを発揮する。”レボリューションズ”のラストで残念だがトリニティは亡くなる。ネオたちは戦争に勝ちザイオン(人間たちが住む街)を守り抜く。ここまでが過去作の概要だ。

本作”レザレクションズ”は、1作目”マトリックス”の原点に戻り、ネオは仮想世界マトリックスに住み、”マトリックス”というゲームのプログラマー・アンダーソンとして働いていた。ネオに戦いの記憶は残っていない。怠惰な日常と仕事を繰り返し、時々見る夢に不安とデジャブを感じ、精神科でカウンセリングを受けていた。

ネオはカフェでかつてのトリニティである、主婦のティファニーと出会い、それぞれの運命で惹かれていく。ネオの奪還を計画するモーフィアス(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)と仲間たち。ネオの再覚醒とトリニティ救出のため、新たな戦いの幕が上がる。

前作のモーフィアスから世代交代した、新モーフィアス役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が存在感を放ちながらも、違和感無く溶け込んでいる。

1作目から22年ほど歳を重ねた、ネオ役のキアヌ・リーブスと、トリニティ役のキャリー・アン・モスは、アクションに衰えが無く、逆にキャリアで増した深みのある演技で魅了させてくれる。
ネオとトリニティの美しいラブストーリーに心をくすぐられるだろう。
映像技術の進化で仮想とリアルの世界観は、1作目より理解しやすくなった。

さて、本作”レザレクションズ”を観る前には、必ずマトリックスシリーズの1~3を観てほしい。シリーズを1度も観ずに劇場へ行くのは乱暴だ。ネオとトリニティの空白の真実を知るために、まずは過去作の情報が必要である。
“レボリューションズ”で観たかった本当の結末が、”レザレクションズ”で繋がり、文句無しの仕上がりとなっている。

予告動画

『マトリックス レザレクションズ』12/17公開


原題:『THE MATRIX RESURRECTIONS』
監督:ラナ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、プリヤンカー・チョープラー、 ニール・パトリック・ハリス、ジェシカ・ヘンウィック、ジョナサン・グロフ、クリスティーナ・リッチ
オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter:@matrix_movieJP
#マトリックス
#マトリックス復活
上映時間:2時間28分
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投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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