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“悪カワ”ヴィラン『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』3/20公開 作品レビュー

作品紹介

社会現象となった『ジョーカー』に次ぐ“悪カワ”ヴィラン映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』! ジョーカーと別れて髪を切り、モラルゼロで暴れまくる天真爛漫な“悪カワ”ハーレイが覚醒。 謎のダイヤを盗んだ少女を守るため、最凶チームをひっさげ、サイコな“極悪”ブラックマスクとの予測不能バトルに挑む! 今ハリウッドで最も輝くミューズ、マーゴット・ロビーが実力派俳優ユアン・マクレガーと放つ、危険度MAXのクレイジー・アクション!

ストーリー

悪のカリスマ=ジョーカーと別れ、すべての束縛から放たれたハーレイ・クイン。 モラルのない天真爛漫な暴れぶりが街中の悪党たちの恨みを買うなか、謎のダイヤを盗んだ少女を守るため、 悪を牛耳る残忍でサイコな敵ブラックマスクとの全面対決へ! 悪VS悪のカオスな戦いを前に、ハーレイはとってきおきの切り札、クセ者だらけの最凶チームを新結成。 ヴィランたちの世界で、予測不能のクレイジー・バトルが始まる!

作品レビュー

『スーサイドスクワット』のジョーカーのセクシーな恋人で元精神科ドクターのハーレイ・クインを主人公とした本作。本年度アカデミー賞®最多ノミネートとなった『ジョーカー』に次ぐ、今世紀初の女性ヴィランで悪カワのハーレイ・クインが大暴れし、ヴィランVSヴィランの戦いの幕が開ける!

物語はハーレイのナレーションからスタートし、彼女の生い立ちやジョーカーとの馴れ初めとヴィランに堕ちるまでを回想する。

愛するジョーカーと別れ、恋愛依存から自暴自棄になるハーレイだった。しかし、ジョーカーと別れたことでハーレイ殺害の命が下る。

ハーレイは元々犯罪者専門の精神科医だったが、ジョーカーのクレイジーな魅力の虜となり、ヴィランになったという恋愛依存系サイコパス。人格分析が得意で冷静に他人の心を読む。下品でやんちゃだが、実は心底からのヴィランでは無い。優しく女性らしいところもあり、面倒見の良い姉御肌でもある。そんな彼女の善人の部分がキラリと光る本作では、およそ24時間で彼女の周囲に起こることを描いている。

敵ヴィランは、バッドマンに登場するブラックマスク(ユアン・マクレガー)で、サイコで凶悪なマフィアのボスとしてゴッサム・シティで君臨してはいるものの、彼は何故かジョーカーが苦手だ。

タイトルになっている『バーズ・オブ・プレイ』はDCの女性ヒーローキャラクターが集合したチームのこと。メンバーとなる歌姫ブラックキャナリー、レニー・モントーヤ刑事、暗殺者ハントレス。
誰かに依存したり何かに執着していたが、ハーレイと出会い自由のために覚醒するヒーローたち。

ハーレイたちはダイヤを盗んだ少女・カサンドラ・ケインを守るため、あらゆる手段で凶悪な男たちと闘うが、見所は何といってもふんだんに盛り込まれた格闘シーンだ。ハーレイの戦闘能力がワンダーウーマン並みに高いことに驚く。大きい男を金属バットで激しく打ちのめし、柔軟な身のこなしを見せる。バーズ・オブ・プレイの女性ヒーローたちは、それぞれの能力を使い悪と対決する。

敵ヴィランのブラックマスクを演じたユアン・マクレガーは、悪の似合わない俳優である。善人やヒーローのイメージが強すぎるのだろう。反して、ハーレイ役マーゴット・ロビーは『ジョーカー』を演じたホアキン・フェニックス並みのカメレオン女優である。可愛らしい女性から悪女まで演技の幅が広い。小悪魔的な美しさに品のない笑い方、濃いメイクとセクシーな衣装、ハチャメチャなハーレイの悪カワぶりが炸裂する。ハイエナをペットにしブルース(バッドマンの名)と名付け、ローラースケートで敵と闘う予測不能な楽しさがある。

ハーレイと、バーズ・オブ・プレイの女性ヒーローたちのコミカルな掛け合いや、彼女たちの過去の物語がオムニバス形式で登場し面白さを引き立てる。余談ではあるが、ダイヤを盗む少女のカサンドラ・ケインはDCコミックでは、三代目のバッドガールとなっている。バーズ・オブ・プレイのメンバーは原作ではバッドガールが含まれているが、本作では登場しない。
女性たちが依存や執着から開放され女子チームを組んで闘う、シスターフッド(女性解放)であり、柵を越えそれぞれが覚醒していく。

ジョーカーに仕えることに喜びを感じていたハーレイが、バーズ・オブ・プレイやカサンドラ・ケインたちと出会い、権力や男性支配から解き放たれるある一日の物語。観終わった時に爽快感があり気持ちよく楽しめる。『スーサイド・スクワッド』のスピンオフなので、DCエクステンデッド・ユニバースのファンには是非観ていただきたい。

予告動画

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌 他3月20日公開

監督:キャシー・ヤン  プロデューサー:マーゴット・ロビー他
脚本:クリスティーナ・ハドソン(『バンブルビー』

キャスト:マーゴット・ロビー(『スーサイド・スクワッド』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)  
ユアン・マクレガー(『スター・ウォーズ』シリーズ『プーと大人になった僕』)  
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(『ダイ・ハード/ラスト・デイ』『ジェミニマン』)他

上映時間: 109分
公式サイト

ワーナー・ブラザース映画
原題 : Birds of Prey (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)

© 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved  TM &© DC Comics

投稿者プロフィール

佐藤 友美
佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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