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アカデミー賞®長編アニメ賞受賞『スパイダーマン:スパイダーバース』作品レビュー

  • 2019年2月5日

『スパイダーマン:スパイダーバース』
スパイダーマン映画史上、最高傑作!!
アカデミー賞®<長編アニメーション賞>受賞!

作品紹介

アメリカ公開前から各メディアは本策に対する賛辞を惜しまず、映画レビュー欄には「スパイダーマン映画史上、最も素晴らしい!」と多くの大絶賛コメントが溢れました。

さらには、スパイダーマン映画シリーズ初のゴールデン・グローブ賞(アニメーション作品賞)を受賞し、アカデミー賞®<長編アニメーション賞>を受賞しました。
続々と各賞に名乗りを上げ、その勢いを受け全米初登場NO.1を獲得。類い稀な完成と技術で描かれる、フレッシュで革新的な新スパイダーマンが誕生です!

ストーリー

ニューヨーク、ブルックリン。マイルス・モラレスは、頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。彼はスパイダーマンだ。しかし、その力を未だ上手くコントロール出来ずにいた。そんなある日、何者かにより時空が歪められる大事故が起こる。その天地を揺るがす激しい衝撃により、歪められた時空から集められたのは、全く異なる次元=ユニバースで活躍する様々なスパイダーマンたちだった――。

試写の感想

スパイダーマンにはいろんな世界がある。最近は男子高校生が主役の新しいシリーズ「スパイダーマン ホームカミング」も公開されたし、アイアンマンと共演していたりもする。

 

様々なスパイダーマンの世界があるのでわかっていない部分もあるが、いずれにしても、全身タイツ姿で街を救うということに変わりはないし、アクションやヒーローらしい決めポーズが好きならばどの作品も楽しめる。

 

人によってはコミックやアニメのイメージかもしれないし、私の年代では、トビー・マグワイア主演のイメージが強い。全体的に暗い部分も多いけれど、とても好きな三部作である。

 

今回の作品はトビー・マグワイア版のストーリーがベースにあるようで理解しやすい。でも主人公は中学生の少年となってさらに若返り、アニメ作品ならではのコミカルさが際立っている。

 

いろんなタイプのスパイダーマンに会えるのも今作の魅力である。古い年代の刑事のイメージで登場した白黒のスパイダーマン・ノワールはニコラス・ケイジが声を担当している。正直気が付かなかったが、それほどの豪華キャストだったとは驚きであった。

 

クールな女性スパイダーマンや、ブタらしきキャラクターでギャグマンガ風のスパイダー・ハムはユーモラスで癒し的な存在でもある。

 

アニメならではの壮大で神秘的な絵にも唸らせられる。カラフルで繊細でアーティスティックな映像美は劇場で観ることを強くお勧めしたい。斬新な世界観で描かれる新しいスパーダーマン・シリーズは、ファンならば必見に違いない力作であった。

予告動画

『スパイダーマン:スパイダーバース』

原題:Spider-Man: Into The Spider-Verse  

全米公開:12月14日
監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン  
脚本:フィル・ロード、ロドニー・ロスマン
声: ジェイク・ジョンソン、ヘイリー・スタインフェルド
上映時間: 117分

■公式サイト:spider-verse.jp 
■公式twitter: https://twitter.com/SpiderVerseJP/  #スパイダーバース
■公式Facebook: https://www.facebook.com/SpiderVerseJP/

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投稿者プロフィール

Kana
フランス語講師。映画大好き、書くのも好きなので映画レビューサッポロのライターへ立候補。
仕事柄プライベートではフランス作品の鑑賞に偏りがちですが、様々なジャンルをバランスよく観たいです。子供の頃、若い頃はSFやアクション系が好きでしたが、近頃は人間ドラマ重視の作品により惹かれます。
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