2019年3月20日
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神木隆之介・有村架純『フォルトゥナの瞳』2月15日公開 試写の感想

作品紹介

“フォルトゥナ”とは運命の女神。
その瞳を持ってしまった者には
「死を目前にした人間が透けて見える」という不思議な力が宿る。

原作は「永遠の0」、「海賊と呼ばれた男」の百田尚樹による小説『フォルトゥナの瞳』(新潮文庫刊)。ある日突然不思議な力を持ってしまった青年が、最愛の女性の“死の運命”を目の当たりにし、その運命に必死に立ち向かおうとする、切なくも美しい愛を描いた物語。
主人公の青年【木山慎一郎】を演じるのは、『バクマン。』、『君の名は。』(声の出演)など、若干25歳にして20年以上のキャリアを持つ当代随一の実力派俳優・神木隆之介。

ヒロインの【桐生葵】を演じるのは、『ビリギャル』、連続テレビ小説「ひよっこ」など話題作への出演が続き、国民的人気女優となった有村架純。そして本作の映像化を手掛けるのは、『アオハライド』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など青春映画の名匠・三木孝浩。2019年、心震えるファンタジーラブストーリーが誕生する。

ストーリー

大切な人の“死の運命”が見えた時、あなたはどうしますか――

幼少期に飛行機事故で家族を失った【木山慎一郎】(神木隆之介)は、友人も恋人もなくただ仕事のみに生きてきた。

しかしある日、「死を目前にした人間が透けて見える能力」―フォルトゥナの瞳―を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。自分はなぜこんな力を持ってしまったのか―苦悩する日々の中、偶然入った携帯ショップで【桐生葵】(有村架純)という女性に出会う。

明るく、自分に対し夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、初めて孤独だった【慎一郎】の人生に彩りが生まれる。互いに惹かれ合い幸せな日々を過ごす2人。しかしそれもつかの間、突然【葵】の身体が透け始めてしまう・・・

試写の感想

2016年に大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』を思い出すファンタジー・ラブストーリー。
大切な人の命の期限を知った時、果たして人はどういう行動に出るだろうか?

主人公・慎一郎は子供の頃の飛行機事故のトラウマで、できるだけ他人に関わらないようひっそりと生きてきた。
葵との出会いが彼の価値観と生き方を大きく変えるようになる。

他人の死を見ることができる『フォルトゥナの瞳』をもった慎一郎は、透けて見えた自分の大切な人々を死から救おうと奔走する。

しかし死を遠ざけて運命を変えることは、自らも大きな代償を払うことになる。それでも葵の身体が透けて見えたことで、彼女の命を守るために行動するのだ。

ファンタジーでありながらも、他人との共存の大切さを訴えかけている作品である。
人は人によって思いが変わり成長していく。慎一郎は葵と出会うことで世界観が広がり、自分の存在価値を認めて変化する。

大切な誰かの為に選択しなければならない時、自分ならどう行動をするだろうか?
死んでしまうかもしれない時に助けたいと願うのは、その相手の自分との関係や環境と年齢に寄るだろう。

将来ある自分の家族が透けて見えたならば、身を挺しても運命を変えるため奔走するが、平均寿命を過ぎた方の身体が透けて見えたなら運命に委ねると思う。

物語のラストに判る衝撃的な事実や、ファンタジーだけに突っ込みどころも多々あるが、大人になった神木隆之介と、演技力のある有村架純が演じる切ないラブストーリーとして観る価値はある。

新海誠監督で是非アニメ映画化をしてほしい作品だ。

予告動画

『フォルトゥナの瞳』札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌 他 全国東宝系で2月15日から公開 

【キャスト・スタッフ】
神木隆之介  有村架純
志尊 淳 DAIGO 松井愛莉 / 北村有起哉
斉藤由貴 時任三郎

原作:百田尚樹『フォルトゥナの瞳』(新潮文庫刊)
監督:三木孝浩
脚本:坂口理子、三木孝浩

主題歌・挿入歌:「In the Stars(feat, Kiiara)」/ONE OK ROCK (A-Sketch)
上映時間:110分

公式サイト

©2019「フォルトゥナの瞳」製作委員会

 

投稿者プロフィール

佐藤 友美
佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意です。FMラジオ番組で最新映画紹介の生出演をしています。
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