2019年1月17日
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60年代ロンドンへとナビゲート『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』1月12日シアターキノにて公開

ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フーの曲にのせ、

マイケル・ケインがあなたを’60s にナビゲート!!

そこは音楽、映画、ファッション、アートが次々に花開く若者たちの時代!

作品紹介

ようこそ、世界を変えた不滅の“スウィンギング・ロンドン”へ

名優マイケル・ケインが青春のタイム・トリップにご招待!

85 歳となった今でも第一線で活躍し続ける英国の大スター、マイケル・ケイン。コックニー訛りで話す労働者階級の出身ながらも、新しい時代の追い風を受けることで自らの道を切り開きトップランナーとなった。今回ケインはプロデューサー、プレゼンターを担い、過去にエミー賞候補になった作品も手がけたデイヴィッド・バッティが 監督を務める。

バッティ監督は 1600 時間を超える映像素材を集め、さらにはケインと、時代のキーパーソンたちに 6 年がかりで 50 以上のインタビュー撮影を敢行している。また、それらの映像をコラージュし、若き日の姿に現在の声をかぶせるという大胆な手法をとっている。そして今回字幕監修はピーター・バラカン氏が担当している。

この度公開となったポスタービジュアルは「VOGUE」誌で活躍したカリスマ写真 家、デイヴィッド・ベイリーが撮ったマイケル・ケインの写真を使用しており、60 年代のポップカルチャーを彷彿させるサイケデリックな色使いになっている。

また、予告編では今でも不滅の人気を誇るザ・フーの楽曲「マイ・ジェネレーション」と共に、当時のロンドンの様子と、カルチャーアイコンとなったモデルのツィギー、ミニスカートの発案者メアリ―・クヮント、ローリング・ストーンズ、ビートルズといった、時代を突き破った才能たちの秘蔵映像が盛り込まれている。マイケル・ケインを育てた 60年代のロンドンの新鮮な輝きを、時代をリードした人々のコメントを通じて体感することができる映像だ!

試写の感想

英国の大スター マイケル・ケイン。
彼が製作総指揮を担当し、ナビゲーターとしても登場するエンターテイメント作『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』
今なお多くの影響を与える60’sのイギリスの様々なカルチャーが詰まった作品である。

映画・音楽・ファッション・アート、世界中の思想を大きく変えた60年代のロンドン。
ケインは勿論ビートルズやストーンズやザ・フーなど、彼等がシーンに現れた頃のインタビューも多数あり見応え充分だ。
この映画の中にはビートルズ・ストーンズ・アニマルズなどの名前が並ぶライブ告知と思われる画像もあり、彼等が大活躍していたこの時代の輝かしさが感じられる。
ファッションも革新的で、ミニスカートの発案者メアリー・クワントなどの女性デザイナーが”女性の為の可愛い洋服”を世に送り出していた。

世界中で若者たちが自由を叫び 自由を手に入れようとしていた60’s。
これは個人的な考えではあるが、現代はもはや自由なのか不自由なのか 何が不満で何が満足なのかもよくわからない。
当時の日本の若者のように学生運動を起こす程社会に訴えたいものもない。
そもそも学生運動に馴染みもなく、それ自体が良い事なのか悪い事なのかもあまり考えた事がない。
これだから「日本人は平和ボケしている」と言われるのかもしれないが、常に命の危険を感じる事のない平和な時代に生きてきたのだからそうなるのも至極当然のようにすら思う。
話を戻すが、全人口の約半分を25歳以下が占めたのがこの時代である。
日本でも所謂”団塊の世代”が大人になり新たなムーブメントを起こし始めていた頃だが、これもまたロンドンの若者文化が影響を与えていたのだと改めて知る事となった。
音楽ではビートルズの来日から起こったGSブーム、ファッションではヒッピーブームもそれに当たる。
日本からの海外旅行の自由化や一般家庭でのカラーテレビの浸透もちょうどこの頃だった為、より一層新しい文化が広まるきっかけになったのだろう。
自分はまだ生まれる前の話ではあるが、彼等が残した影響はあまりにも大きく偉大だ。

光に溢れ全てが活気づいていた60’s。光の裏には闇が必ずあるものだ。
その両方に触れている所がこの映画の良さでもある。
当時の問題の1つは薬物の使用。
薬物使用は全く擁護する気になれないが、そこに対して大らかだった60’s前半があった事で若者たちによるこの歴史的なUKストリートカルチャーが生まれたのかもしれないと思うとなんとも言えない気持ちになる。
ポール・マッカートニーと記者とのやりとりでは、”メディア報道の在り方”という部分も考えさせられた。
報道の自由とプライバシーの権利のせめぎ合い。
それ自体は現代でも感じるが、今以上にテレビの力があった頃の話なので有名人の大変さは想像以上のものだろう。

70年、ビートルズが解散。
時を同じくして、全世界を包み込んだロンドンの革命も終わりを迎えた。
若者たちが作り出した60’sの煌きは確かなカルチャーとなって今なお消えずに残っている。

予告動画

『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』2019 年1 月 5 日全国順次ロードショー 1月12日シアターキノにて公開

監督:デイヴィッド・バッティ

プレゼンター・プロデューサー:マイケル・ケイン

出演:マイケル・ケイン、デイヴィッド・ベイリー、ポール・マッカートニー、ツィギー、ローリング・ストーンズ、ザ・フーほか

原題:MY GENERATION/2018 年/イギリス/カラー(一部モノクロ)/85 分/PG12/英語/日本語字幕:野崎文子/字幕監修:ピーター・バラカン

配給:東北新社  STAR CHANNEL MOVIES  

公式サイト

 © Raymi Hero Productions2017                                                                                                             

投稿者プロフィール

兼平ゆきえ
兼平ゆきえ
映画・音楽・本 など 観たり聴いたり読んだりと忙しく過ごすのが好きなインドア派。恵庭発 北海道のMUSIC&ART情報サイト From E…代表。不定期で企画LIVEを開催。2018年7月から 恵庭市のコミュニティFM e-niwa にて、映画や音楽の話を中心とした番組『From E…LIFE(フロムイーライフ)』を放送開始。10月から毎週 木曜日 18:30-19:00の枠にお引越し。
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