2019年3月20日
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ロッキーシリーズ/息子同士の因縁対決「クリード 炎の宿敵」2019年1月11日公開 試写の感想

 

 

 

「ロッキー4/炎の友情」を受け継ぐ、息子同士の宿命の戦い

シルベスター・スタローン&マイケル・B・ジョーダンが贈る、興奮と感動のストーリー続編!

ストーリー 

ロッキーの指導の下、世界チャンピオンに上り詰めたアドニスのもとに、かつて父アポロをリングで殺したイワン・ドラゴの息子ヴィクターとの対戦話が舞い込む。  

父に復讐を誓ったアドニスは、ロッキーの反対を押し切り因縁の一戦に臨むことにする。
試合はヴィクターの反則行為により勝利したものの、納得のいく勝利を飾れなかったアドニスは、心身ともに調子を崩してしまう。

 

同時に、婚約者のビアンカの出産も控え、父親になることへの不安も抱えていた。アドニスの母親から頼まれたロッキーは、父親がいない環境で育ったアドニスに父親という存在の大切さをアドバイスする。  

父親となったアドニスはしばらく一線から遠のいていたが、「ボクシングが自分そのものだ」と気づき、ついにヴィクターとの再戦を決意する。  

父の復讐のため、師匠ロッキーのため、愛する家族のため、そして、<偉大な父>を超えるため――。アドニスがリングに上がる本当の意味に気づいた時、リングの先で見つけた人生の<答え>とは――。

試写の感想

MARVEL映画の「ブラックパンサー」で主人公よりカッコよくてイケメンの悪役キルモンガーを演じ、テニスプレイヤー大坂なおみのラブコールで話題になった、マイケル・B・ジョーダンが前作よりロッキーシリーズ「クリード」の主人公アドニスを演じている。

アドニスはロッキーの親友アポロ・クリードの息子で世界チャンピオンのボクサーだ。父アポロはロシア人ボクサーのイワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)にリングで殺されたという経緯がある。

炎の宿敵というタイトルどおり、2作目はドラゴ息子との因縁の対決で、アドニスにとっては父親の敵討ち試合となる。

 

ロッキーの意見を無視しロッキーをセコンドにつけずに試合に出るが、ヴィクターの反則があり散々な試合結果に。強烈な痛みと試合に悔しがるアドニスの男泣きにもらい泣きしてしまう。

婚約者のビアンカの出産や、新しい家族の誕生と嬉しいこともあるが、やはりボクシングから頭が離れないアドニス。

 

前半は期待とは正反対に物語が進み、アドニスの試合の様子に正直ガッカリした。
観客も一緒に味わう、アドニスの打ちのめされた敗北感や喪失感。どうしようも無い辛い気持ちをドーン!と叩きつけられたことで、逆にストーリーの後半部分が光ってくるのだ。

ヴィクターとの再戦を決めたアドニスが、ロッキーと共に対ヴイクター戦の訓練をする場所が「虎の穴」。
プロレス漫画「タイガーマスク」を思い出したが「厳しい訓練をする場所」のことを指すそうだ。「虎の穴」で過酷な訓練を再び始めるアドニス。果たして彼の運命は―?

 

映画の序盤で登場する、ロッキー・バルボア像やロッキー・ステップ(ロッキーの曲に合わせて駆け上がる階段のある場所)これらはフィラデルフィアに実在する観光地で、いつかは行ってみたいロケ地の一つである。

スタローンの旧友であり「エクスペンダブルズ」シリーズでスタローンと共に戦う役を演じたドルフ・ラングレンは、ロッキーシリーズのイワン・ドラゴ役として有名だが、相変わらず存在感あるダークな雰囲気を出している。

ドルフ・ラングレンはスウェーデン人でロシア語が上手いなぁ~と感心。
息子・ヴィクター役のフロリアンは、ドイツ生まれのルーマニア人で、やはりロシア語が違和感無く感じる。元アマチュアボクサーでハリウッドの期待の新人俳優であり、体格はマイケル・B・ジョーダンの1.5倍はある。この体格差はボクシングの公式試合でアンフェアに見えてしまうほど。


再試合ではパンチの嵐と迫力のあるリング上の戦いに圧倒され、まるで本物のボクシングの生中継を見るかのごとく胸が高鳴り、手に汗握り、闘う男同士の筋肉があまりにカッコ良すぎて見惚れてしまう・・・。

後半で掛かる定番のロッキーのテーマソング。
この曲が掛かると必然的に涙腺が緩くなるよう仕込まれているのか?パブロフの犬効果なのか?必ず泣かされるのがロッキーのテーマソングだ。グッと気持ちを盛り上げてくれ感動で震えが止まらなかった。

ビアンカ役のテッサ・トンプソンの歌声が美しい。そして挿入曲のHip-Hop音楽がクール!完成されたスポ魂映画でありながらも、音楽映画としても楽しめる。

全米では2018年11月公開で大ヒットをしている。
この映画が最後でロッキー役を引退するという噂のシルベスター・スタローン。確かに老化は隠せないし、エクスペンダブルズのようなアクション映画の出演はもう無理かもしれない。

子供の頃から「ロッキー」を何度も観て育った私にとって、映画を通じて卓越した能力を見せてくれたスタローンに感謝の気持ちでいっぱいである。

予告動画

 「クリード 炎の宿敵」2019年1月11日(金)札幌シネマフロンティア 他全国で公開

出演  マイケル・B・ジョーダン  シルベスター・スタローン  テッサ・トンプソン  フロリアン・ムンテアヌ  ドルフ・ラングレン

監督:スティーブン・ケイプル・Jr.  
脚本:シルベスター・スタローン、ジュエル・テイラー
上映時間 :130分
原題: Creed2

公式サイト
配給  ワーナー・ブラザース映画 
公式Twitter:@warnerjp  #クリード  

©2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.  

投稿者プロフィール

佐藤 友美
佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意です。FMラジオ番組で最新映画紹介の生出演をしています。
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