2018年12月19日
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バスケ、友情そして恋。『春待つ僕ら』 12月14日公開 試写の感想

 

 

作品紹介

“ぼっち”の美月の運命を変えたのは、バスケと仲間を本気で愛す4人のバスケ男子との出会いだった。土屋太鳳、北村匠海、小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友というフレッシュなキャストが集結し、青春映画の傑作『ROOKIES-卒業-』の監督と、日本中が泣いた『君の膵臓をたべたい』のプロデューサーが強力タッグ!「大事なものが見つかれば、人は強くなれる――。」

バスケ、友情そして恋。この冬、胸を熱くする青春映画が誕生する。

ストーリー

高校入学を機に“脱ぼっち”を目指す美月だが、何をやっても上手く行かない。そんな美月のバイト先に、校内で人気のバスケ男子4人が突然現れ、美月の平凡だった日常をひっかき回す。一見チャラいが実はバスケに真剣で、仲間を大事にする4人の素顔を知り、次第に心を許していく美月と、「大事なものがきっと見つかると思うよ」と美月を励ます永久。お互いが気になり始めた時、美月は幼なじみの亜哉と再会、高校バスケ界期待の選手に成長していた亜哉は「僕の気持ちは変わらないよ」と告白する。
全国大会で対戦する永久VS亜哉!全てを賭けた勝負が始まる。美月は複雑な気持ちを抱えつつ、一方で弱い自分を乗り越えるため、ある挑戦をするが――。

試写の感想

春。
新しい生活がスタートし、沢山の出会いがある季節。
入学したての高校生なら尚更重要なのがこの季節だろう。
中学からの友人がいない中での友達作りは本当に勇気がいるもので、話しかけるだけでも一苦労してしまう。
ところどころに織り交ぜられる幼少期のエピソードは悲しみもあり力を貰えるような幸せもある。
苦悩する子供達全てに、心の支えとなるような人が1人でも現れて欲しい。
そんな風に願いながら観てしまった。
主人公 美月(土屋太鳳)にとってはそれが”あやちゃん”で、美月は高校生になっても”あやちゃん”との想い出の場所や物をとても大切にしている。
そんな時に出会った浅倉永久(北村匠海)・若宮恭介(磯村勇斗)・多田竜二(杉野遥亮)・宮本瑠衣(稲葉友)という4人のバスケ男子。
彼等が美月の閉ざされた心の扉を開ける。

原作はあなしん「春待つ僕ら」
原作がまだ完結していない為 映画ならではの結末となるが、人生においても物語の途中である高校生という限られた時間ならではの煌めきが詰まった魅力ある作品となっていた。

実写化にあたり、北村匠海・小関裕太・磯村勇斗・杉野遥亮・稲葉友というフレッシュなイケメンキャストが大集合。
この映画の為にバスケの特訓もしたらしい。
顔だけではなく彼等の自然な演技が良かったからこそ、この世界に入り込めたように思う。
北村匠海や磯村勇人をはじめとした若手実力派の活躍が喜ばしい。
どうでも良い話だが、稲葉友は誕生日が同じなので妙に応援したい気持ちになった。
一見チャラいが実はバスケに真剣で仲間を大事にする4人。
この設定は最高以外の何ものでもない。
世の男子高校生にこうあって頂きたい。
いや、高校生と接する機会が無い為わからないだけでもしかすると世の男子高校生はそうなのだろうか?
兎にも角にも、何かに真剣で 仲間を大切にする人というのは非常に魅力的だ。

話は逸れたが、土屋太鳳の演技も美月というキャラクターに非常に合っていた。
とはいえそろそろ青春映画ではない別の顔もみたいのが本音である。
彼女のような 清潔感のある芯の強そうな女性で、女子高生役が適役と言える女優の台頭に期待したいところだ。

今作には恋愛青春映画にありがちな無駄なすれ違いや女子の嫌がらせなどがほぼ描かれていない。
そのあたりの”高校生あるある”を排除したストーリーには共感が持てる。
仲間というのはいいもので、それはいくつになっても変わらない。
自分だけでは実現出来ない事や困難も、仲間となら乗り越えられる。
この作品内の仲間達も元気をくれ背中を押してくれる存在だ。

春だからといって新入社員が入るわけでもなく今までとさほど生活が変わらないという人は学生時代を思い出してみて欲しい。
眩しいくらいの青春物語『春待つ僕ら』は、これといって人に語れるような輝かしい高校時代を過ごした記憶のない大人の心にも十分に響く爽やかで瑞々しく熱い映画だった。

予告動画

『春待つ僕ら』 札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌 他にて12月14日から公開

監督:平川雄一朗 
脚本:おかざきさとこ 
音楽:高見優 
原作:あなしん 
出演:土屋太鳳 北村匠海 小関裕太 磯村勇斗 杉野遥亮 稲葉友 泉里香 佐生雪 緒川たまき
制作・配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間:109分
公式サイト
Twitter:@harumatsumovie
#春待つ僕ら

©あなしん/講談社 ©2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会

投稿者プロフィール

兼平ゆきえ
兼平ゆきえ
映画・音楽・本 など 観たり聴いたり読んだりと忙しく過ごすのが好きなインドア派。恵庭発 北海道のMUSIC&ART情報サイト From E…代表。不定期で企画LIVEを開催。2018年7月から 恵庭市のコミュニティFM e-niwa にて、映画や音楽の話を中心とした番組『From E…LIFE(フロムイーライフ)』を放送開始。10月から毎週 木曜日 18:30-19:00の枠にお引越し。
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