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平野紫耀(King&Prince)主演 『ういらぶ。』あらすじ 感想

 

作品紹介

LINEマンガの少女部門にて月間1位を記録し、累計150万部突破、星森ゆきもによる大人気コミック「ういらぶ。-初々しい恋のおはなしー」(小学館「Sho-Comi フラワーコミックス」刊)が映画化!

ストーリー

あいつをいじめていいのは俺だけで、あいつのことを好きになっていいのも、俺だけだ。

同じマンションに住む、凛(平野紫耀)と優羽(桜井日奈子)、暦(玉城ティナ)と蛍太(磯村勇斗)の幼なじみ4人組。誰もが振り返る美男美女の4人は、高校でも最強の幼なじみチームとして憧れの的。クールで華麗な見た目とは裏腹に、優羽のことが好きすぎていつも優羽にドSな態度で毒舌をふるい冷たくふるまってしまう凛。

実は凛のことが好きな優羽も、そんな凛のせいで自分に自信が持てず、完全にネガティブ思考。お互い大好きすぎて「好き」って言えない・・・そんなこじらせたふたりを心配し見守る親友の暦と蛍太。そんな4人の前に、“好きなら好きとハッキリ言う”ライバル・和真(健太郎)が現れる。ずっとこのまま変わらないと思っていた2人の恋と4人の友情は思わぬ方向へ動きはじめて・・・

試写の感想

率直に言うと、平野紫耀推しならば観て損のない映画である。
まずはそれを念頭において、この映画を観て欲しい。

同じマンションに住む美男美女の幼なじみ高校生男女4人組。
そこにハイスペックな最強男子(兄)と皆が踏み込めない所にグイグイ攻めていく最強中学生(妹)が現れ、それぞれが自分を見つめなおしながら成長していくラブストーリー。

原作は星森ゆきも「ういらぶ。-初々しい恋のおはなし-」
少女漫画の王道と言えば王道だが、こういう話が好きな女子は多いだろう。
実写化にあたり幼なじみとしてキャスティングされた平野紫耀・桜井日奈子・玉城ティナ・磯村勇斗が本当に美男美女で、4人が揃って学校に向かう姿は女子高生には堪らないシチュエーションである。
そこに混じりたいなどという恐れ多い事は言わないので、同じ学校に通ってただただこの4人を遠目で観ていたい。
もしくは、顔良し・頭良し・一見軽そうだが実は周りを観察していて相手の感情や性格をしっかり分析出来る 佐伯和真(伊藤健太郎)と天真爛漫・猪突猛進タイプ・多少ウザキャラの為つい忘れがちだが実の所は美少女である実花(桜田ひより)という最強兄妹の近くに住んでお知り合いになりたい。
そんな妄想が溢れる。

この映画を観る人にはKing&Princeファン(=ティアラと呼ぶらしい)・平野紫耀ファンが多いと思うのだが、エンドロールのオフショット映像などを観てもそこを意識して作られているように感じた。
無論、彼が主演の映画なのでそれも然るべし。
今の所、”ツンデレドSキャラ”というのが平野紫耀の役柄として多いように感じる。
それはティアラから見ても満足なのだろうし、そもそもこういう役柄が似合っている。
今作ではそこに”実は結構なヘタレ”という要素も加わり、可愛い部分も垣間見えた。
彼自身は少し天然で愛されキャラな所もあるようなので、今後はそんな部分を活かした可愛い系男子としての作品も観てみたい。

それにしても、桜井日奈子の可愛さと玉城ティナの美しさは破格だ。
高校生くらいの年齢だと、人気のある男子と仲の良い女子というのは嫉妬の対象になりがちである。
ただ 他の女子が誰も太刀打ち出来ない程の存在であれば話は別で、学校内ヒエラルキーでの最上層として4人まとめて憧れの的となる。
今回はまさにそのパターンだろう。

仲の良い女友達同士で観に行き、帰りに「どのキャラがタイプ?」なんて話で盛り上がるのが楽しそうな作品だ。
誰も知りたくないとは思うが、女子高生時代の記憶がほぼほぼ薄れた30代女性の私としては藤蛍太(磯村勇斗)をオススメしたい。
幼なじみ4人のうち、少し大人っぽく冷静な目線で親友を支えているのが藤蛍太である。
考え方やアドバイス方法など自分に近いと感じる部分もあったからか、彼の存在が気になった。
但し、現実でこういう人と出会った覚えはない。

9月に公開される別作品での好演が印象に残っている伊藤健太郎が演じる佐伯和真も良い。
チャラさと優しさが自然で、大人になっても女性にモテそうだ。
但し、こちらのタイプも現実で出会った覚えはない。

監督は佐藤祐市。
『キサラギ』や『ストロベリーナイト』など好きな作品の多い監督なのだが、高校生が主役となるラブストーリーの監督を務めるのは意外だった。
形は違えど、ある種”恋愛を拗らせている人”にスポットを当てているという部分は共通しているのかもしれない。
個人的には、監督の作り出すダークな作品も近い内にまた観たい。

予告動画

『ういらぶ。』

平野紫耀(King&Prince) 桜井日奈子
玉城ティナ 磯村勇斗 / 健太郎
原作:星森ゆきも「ういらぶ。―初々しい恋のおはなし―」(小学館「Sho-Comi フラワーコミックス」)
監督:佐藤祐市
脚本:高橋ナツコ
音楽:佐藤直紀 ※未発表
製作:『ういらぶ。』製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、共同テレビジョン
配給:アスミック・エース
上映時間:100分

公式サイト 
映画公式Twitter @welove_movie

(C)2018 『ういらぶ。』製作委員会 (C)星森ゆきも/小学館

投稿者プロフィール

兼平ゆきえ
兼平ゆきえ
映画・音楽・本 など 観たり聴いたり読んだりと忙しく過ごすのが好きなインドア派。恵庭発 北海道のMUSIC&ART情報サイト From E…代表。不定期で企画LIVEを開催。2018年7月から 恵庭市のコミュニティFM e-niwa にて、映画や音楽の話を中心とした番組『From E…LIFE(フロムイーライフ)』を放送開始。
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