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大人のリアルなラブコメ『ラブ×ドック』吉田羊主演 あらすじ 感想

映画紹介

ドラマ「ブスの瞳に恋してる」(原作)、映画『ハンサム★スーツ』(脚本)など笑って泣けるラブコメディを生み出した、大人気放送作家・鈴木おさむが、遂に映画監督デビュー!
キャストには映画初単独主演となる吉田羊、恋の相手は野村周平、玉木宏、吉田鋼太郎!
全編を彩るミュージックディレクション&主題歌は加藤ミリヤ!

「人生に無駄な恋なんてない」
いくつになっても恋をしたい!毎日を楽しみたい!
でも理想と現実がかみ合わない・・・。
そんなあなたの恋愛を、遺伝子レベルで導く
“大人のため”のラブコメ誕生!!

ストーリー

人気パティシエの剛田飛鳥は人生の節目節目で恋愛に走ってしまい、仕事や親友を無くしてきた。

そんな飛鳥は、遺伝子で恋愛を診断するというクリニック“ラブドック”を見つける。そこで処方されたのは、危険な恋愛をストップできる特別な薬。果たして彼女の恋愛模様は軌道修正できるのか?

試写の感想

アラサー、アラフォー世代の女性には絶対にハズさない、自信を持ってオススメできる大人ラブコメ映画『ラブ×ドック』。

大人女子の会話のキャッチボールが絶妙に面白い。さすが鈴木おさむ監督作品。

主人公の飛鳥(吉田羊)と親友の千草(大久保佳代子)、飛鳥と恋に落ちる男性たちの、衣装がカラフルでお洒落。

料理やスイーツ、風景、ファッション、全てがインスタ映えでカラフルな美しさ。辛口ラブコメと、美しい映像の融合は、大人女子のハートをグッとつかむ!

物語は飛鳥が30代~40代にかけて、3人の男性との恋愛や後悔。恋愛で仕事を失った上、恋か友情か?の選択で親友を失う、苦い恋愛の失敗を繰り返さないため、恋愛クリニック“ラブドック”で処置を受けるがー。

何故か出会ってしまう、ロクでもない男や、安易にスタートした恋愛の失敗、人生あるあるネタの連続。理想と現実が噛み合わなくても、やはり恋愛は諦めたくない!大人女子なら、誰もが飛鳥に共感できるはず。

吉田洋×吉田鋼太郎、W吉田の共演に迫力の見せ場があり、大人男性を熱演した吉田鋼太郎さんがとても素敵、もちろんタンクトップ姿で、能天気なフィットネスクラブインストラクター役を演じた、玉木宏もカッコイイ。

クリニック『ラブドッグ』の冬木院長(広末涼子)とミッキー(成田凌)の無表情ツッコミが秀逸で、ゲラゲラと笑ってしまう。

主演の吉田羊が、美しいのは当たり前だが、注目すべきは親友役の大久保佳代子。美に欠ける女性と思っていたが、千草はキラキラしていて美しく応援したくなる。そんな彼女のラブストーリーもあり、クスッと笑ったり、ホロッと泣けたり、心揺さぶる映画だ。

切ない恋愛をしている方、不幸な恋愛引き寄せ体質な方、恋愛が長続きしない方、劇場で『ラブ×ドック』セルフチェックしてみては、いかがだろう?

予告動画

監督・脚本:鈴木おさむ
出演:吉田羊 野村周平 大久保佳代子 篠原 篤 唐田えりか 川畑 要(CHEMISTRY) 山田純大 音尾琢真 大鶴義丹 成田 凌/広末涼子 吉田鋼太郎(特別出演)/玉木 宏    

アートディレクション:飯田かずな
ミュージックディレクション&主題歌:加藤ミリヤ
配給:アスミック・エース
上映時間:113分
公式サイト

(c)2018『ラブ×ドック』製作委員会

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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