2018年8月17日
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エクストリーム・バイオレンスアクション 韓国映画「悪女」2月10日公開 試写の感想

作品紹介

愛する人を殺され、運命に翻弄される最強無敵の女殺し屋を、『渇き』で鮮烈な印象を残したキム・オクビンがスタントなしで熱演!狂気全開の最先端アクション、ついに日本上陸!

香港、中国、ハリウッドを向こうに回し、アクション映画の限界値を猛烈な勢いで更新し続ける韓国映画界から、またひとつぶっ飛んだ傑作が誕生した。犯罪組織の殺し屋として育てられ、最愛の人を殺された1人の女性が、国家直属の暗殺者として第2の人生を歩み、愛と裏切りに翻弄されながら最強無敵の“悪女”と化していく―― ヒロインアクション映画の金字塔『ニキータ』に韓国的“恨(ハン)”のエモーションを投入したシンプルかつ濃密な物語のなかで、誰も見たことのないエクストリーム・バイオレンスが炸裂する!

 

ストーリー

犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒ(キム・オクビン)は、育ての親ジュンサン(シン・ハギュン)にいつしか恋心を抱き、結婚する。甘い新婚生活に胸躍らせていた矢先、ジュンサンは敵対組織に無残に殺害されてしまい、逆上したスクヒは復讐を実行。

しかしその後、スクヒは国家組織に拘束されてしまい、ミッションを10年間つとめたのち自由の身になるという条件のもと、国家直属の暗殺者として第2の人生を歩み始める。やがて新たに運命の男性に出会い幸せを誓うが、結婚式の日に新たなミッションが降りかかり――

  

試写の感想

オープニングから過激なノンストップアクションで容赦なく惨殺なシーンが続く。

それはスクリーンから血の臭いがしてきそうなほどである。

しかもそれらが主人公「悪女」からの視点で始まるため迫力がすごい。

いつまで続くのだろうと思った頃に、鏡によってヒロイン「悪女」の顔が初めてお目見えし、カメラワークが切り替わる演出はとても印象に残った。

幼い頃に父親を殺され、拾われたマフィアのもとで殺し屋として育てられる主人公。

そしていつしかそのマフィアと恋に落ち結婚する。

だが幸せが長く続くことはなく悲劇はヒロインを殺人兵器と化していくー。

それらが回想シーンとなって現代と交差しながらストーリーが展開していくが、

不幸な生い立ちのヒロインに不思議と悲壮感を感じさせないのは愛らしいルックスと圧倒的な強さである。

激しいオープニングのあと逮捕され、彼女は国家が運営する暗殺者養成施設に収監される。そこで自身の妊娠を知り子供と共に生きる決意をするのだが、そこでも他を寄せ付けないほど強く美しい。

ヒロインは育った環境から「悪女」とならざるを得なかったのだが、本来は至極純粋だったに違いない。

それは施設を出て割と簡単に隣人と恋に落ちてしまうことから伺える。

だが、ラストの表情は違う。まさに「悪女」の顔で幕を下ろすー。

ハリウッド映画とは一線を画したアクション映画であることはもちろんのこと、スタントマン出身という監督だけあってアクションに全精力を注いだ感があり、繰り返される演出、クライマックスの過剰なカーチェイスからも好みが伝わりやすかった。

ただ、韓国人の顔が同じアジア人ながら区別がつきにくく混乱することが多かったのが難点。

退屈な日常に刺激を追い求めている女性にこそオススメしたい映画である。

 

予告動画

2018年2月10日  ユナイテッド・シネマ札幌にて公開

■原題・英題
THE VILLAINESS/悪女

監督:チョン・ビョンギル『殺人の告白』
出演:キム・オクビン、ソンシン・ハギュン、ジュン、キム・ソヒョン

監督:チョン・ビョンギル『殺人の告白』
出演:キム・オクビン、シン・ハギュン、ソンジュン、キム・ソヒョン

製作国:韓国
上映時間:124分
映倫区分:R15+
製作年:2017年
配給:KADOKAWA
公式サイト

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投稿者プロフィール

坂本早苗
坂本早苗
札幌市内で働くOL。
ストレス発散はテニスで体を動かすことと大好きなパンを求め全国のパン屋さんの情報収集。着る服は骨格診断を意識しています。
映画は年齢と共にミニシアター系が好みに。
沢山の映画と出会い、観て聴いて考えてお気に入りを探していきたいです。