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ディズニー映画不朽の名作実写版『美女と野獣』あらすじ 感想

「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンを主演に迎え、不朽のディズニー・アニメーション「美女と野獣」をディズニー自身が実写映画化。
あらゆる予想や期待を超えた、100年語り継がれるエンターテイメントが誕生した。
“人と違う”事を自分だけの輝きに変えるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分を受け入れられない野獣──ベルはなぜ、そんな野獣を愛したのか?知られざる真実がいま明かされる。

ひとりの美しい王子が、呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまう。魔女が残した一輪のバラの花びらがすべて散る前に、誰かを心から愛し、愛されることができなければ、永遠に人間には戻れない。呪われた城の中で、希望を失いかけていた野獣と城の住人たちの孤独な日々に変化をもたらしたのは、美しい村の娘ベル。聡明で進歩的な考えを持つ彼女は、閉鎖的な村人たちになじめず、傷つくこともあった。それでも、“人と違う”ことを受け入れ、かけがえのない自分を信じるベルと、“人と違う”外見に縛られ、本当の自分の価値を見出せずにいる野獣──その出会いは、はたして奇跡を生むのだろうか…?

作品レビュー

2014年のフランス映画『美女と野獣』(GAGA配給)以来の実写版が、2017年にこれぞまさしくディズニー映画!という完成度の高い作品となって登場する。

冒頭は私の苦手なミュージカルで歌とダンスのシーンが多く、やはりディズニー映画はミュージカルかぁ…と少しガッカリした気分で鑑賞したが、話が進むに連れてストーリーと映像美に心を奪われた。

子供の頃から何度も観ている『美女と野獣』なのに何かが違う!?観客は自然とスクリーンの中に引き寄せられ、あたかも自分がそこにいるような感覚が得られる。初めてディズニーランドに行った時、ピーターパンのアトラクションで衝撃を受け感動の経験が蘇った。

ディズニー・マジックがもたらす目を見張る美しい世界では、ベルと野獣の物語だけではなく、周囲の登場人物たちのドラマも含まれている。ベルに求婚する男、ベルの父母の悲しい物語、野獣と城の住人たちの不安と希望…様々な人種が登場する。“人と違う”がテーマの一部となり、そのマイノリティの共存という意味を含んだ物語は、ディズニー映画『ズートピア』と共通している。

ストーリーは言わずと知れた『美女と野獣』、しかし観終わった後は興奮と感動!まるで夢の国から戻ってきたようでため息が出た。

・監督:ビル・コンドン

・出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス

原題:Beauty and the Beast
全米公開:2017年3月17日

日本公開日:2017年4月21日

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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