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「セーラー服と機関銃 -卒業-」作品レビュー

角川映画40周年記念作品。シリーズ累計260万部突破!赤川次郎が生んだ、伝説のヒロイン、復活!!

『犬神家の一族』(76)『時をかける少女』(83)など、映画史にその名を刻む大ヒット作を世に送り出して きた角川映画。中でも『セーラー服と機関銃』(81/監督:相米慎二)は、“カ・イ・カ・ン!”の名ゼリフで一大ブームを巻き起こした伝説のタイトルだ!原作者・赤川次郎も作家生活40周年をむかえる2016年、メモリアルイヤーにふさわしいシリーズ最新作『セーラー服と機関銃 -卒業-』が登場する。
トップスターへの登竜門とも言える本作の主人公・星泉役に大抜擢されたのは16歳の橋本環奈。

薬師丸ひろ子、原田知世、長澤まさみと名だたる女優が演じてきた役柄を受け継ぎ、待望の映画初主演を果たす。共演には長谷川博己、安藤政信、武田鉄矢など、錚々たる顔ぶれが集結。
監督は『婚前特急』、『夫婦フーフー日記』を手掛けた若き才能・前田弘二。脚本は『そこのみにて光輝く』で第88回キネマ旬報日本映画脚本賞を受賞した高田亮。“現代日本映画界の俊英たち”が紡ぎだす新たな時代の『セーラー服と機関銃』がこの春、ついにいま、幕を開ける!

ストーリー

卒業間近の女子高生がなぜか・・・ヤクザの組長!?
私が、この街守る!気分爽快!超絶★快感エンターテイメント!!

18歳、高校三年生の星泉(ほし・いずみ)には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍する日々。卒業を間近に、普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄ってきて…

作品レビュー

若かりし頃の安達祐実さんに似た雰囲気の16歳の橋本環奈が、かつて薬師丸ひろ子が演じた星泉を演じる。

角川映画として大ブレイクした、薬師丸ひろ子の『セーラー服と機関銃』の続編と思いきや、細かい設定が違うのと、モロ昭和のストーリーだった『セーラー服と機関銃』が、スマホを持つ女子高生が組長と呼ばれる、現代風としてアレンジされている。

前作を知ってる世代には、パラレルワールド(別次元)の新しい『セーラー服と機関銃』と理解して観ていただきたい。

女子高生からの好感度が高いこの映画。ターゲットは若い世代であり、10代が観て楽しめる新世代ヤクザ映画(?)である。

 

 

■出演    :橋本環奈 長谷川博己

安藤政信 大野拓朗 宇野祥平 古舘寛治

北村匠海 前田航基 ささの友間 柄本時生 岡田義徳 奥野瑛太

鶴見辰吾 榎木孝明 伊武雅刀 武田鉄矢

■監督    :前田弘二

■脚本    :高田亮

■原作    :赤川次郎「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」(角川文庫刊)

■主題歌:橋本環奈「セーラー服と機関銃」(YM3D/YOSHIMOTO R and C)

■配給:KADOKAWA

■制作:「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会

(C)2016「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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