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『わたしはマララ』“ふつう”の女の子が、世界を変えようとしている。作品レビュー

 

ストーリー

彼女の名前の由来は伝説の少女マラライからきている。「もし両親が保守的だったら、私は今頃2児の母になっているわ」と語るマララ・ユスフザイ。彼女の運命は名前のせいなのか…。詩人であり、学校を経営する父と、父とは対照的に文字の読めない母の長女として生まれたマララは、パキスタンのスワート渓谷で生まれ姉弟と共に家族5人で暮らしていた。マララは、ブラッド・ピットが好きなふつうの女の子。そんな彼女を支えた家族との特別な絆とは──?なぜ、タリバンの標的となり銃撃されたのか…そして奇跡の生還から最年少でノーベル平和賞を受賞までの経緯とは?「ノーベル平和賞は始まりにすぎない」とマララは言う。ふつうの女の子が、目の前の小さなことから世界は変えられるよと、私たちの未来を祝福してくれる感動のドキュメンタリー誕生!

 

作品レビュー

パキスタンに関する報道では、手で顔を覆うようなシーンは免れない。しかし、マララと父ジアウディンは過去の思い出をまるで童話のように語った。そこでタリバンに支配される前のユスフザイ一家の生活や古い伝説はアニメーションを使って描いている。世界を股にかけて活動するマララに18か月以上の月日をかけて密着しその素顔に迫った。

義務教育で12年間教育を受ける権利を与えられている日本人にとって「学べる幸せ」を「幸せ」と感じている子供は多くないのではないだろうか。10歳のふつうの女の子が気づき、ノーベル賞を受賞するほど訴え続けた教育を受けられる喜びとその必要性は、豊かでまわりとのレベル争いに必死な環境下では、きっと現実的に捉えにくいかもしれない。しかし、先進国で女性の社会進出が進んでいるのは、やはり教育あってのこと。きっと、17歳でノーベル賞を受賞する女の子を“ふつう”とはなかなか思えないだろう。だからこそ観てほしい

監督:デイヴィス・グッゲンハイム 『不都合な真実』

出演:マララ・ユスフザイとその家族

関連書籍:「わたしはマララ 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女」(学研パブリッシング刊)、「マララ教育のために立ち上がり、世界を変えた少女」(岩崎書店刊)

(c) Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

 

投稿者プロフィール

Kieko
Kieko
「E.T.」を観て、自転車は爆走すると空を飛ぶと信じ、「グーニーズ」を観て、海には大冒険が待っていると信じていました。そんな私が今注目しているのはインド映画界ボリウッド。踊って歌って笑ってる・・・だけじゃない魅力もあるんです♪
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