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『日本のいちばん長い日 』作品レビュー

日本のいちばん長い日

1945年8月15日正午、終戦を伝えたあのラジオ放送…
その終戦前夜に、日本の未来のために戦った人々の知られざる戦いがあった。

ストーリー

太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年7月。連合国は日本にポツダム宣言受諾を世応急。降伏か、本土決戦か――。連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。そうするうちに広島、長崎に原爆が投下され、事態はますます悪化する。“一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾陸軍大臣(役所広司)、国民を案ずる天皇陛下(本木雅弘)、聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相、首相を献身的に支え続ける迫水久常書記官長(堤真一)。一方、終戦に反対する畑中少佐(松坂桃李)ら若手将校たちはクーデターを計画、日本の降伏を国民に伝えるべく、皇居やラジオ局への占拠へと動き始める。

予告動画

作品レビュー

原作は、出版時に大ベストセラーになり、その後も長く読み継がれている半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」。さらに同著書の「聖断」「一死、大罪を謝す」や昨年、宮内庁から発表された「昭和天皇実録」を参考に、かつては歴史の闇に隠されていた、今だからこそかける真実に迫る。
今年2015年は、日本が終戦を迎えてから70年となる。その節目となる年に、日本が降伏へのと至るまでに二転三転した道のりと、終戦前夜になされた戦いと決断を解き明かす物語が完成した。

国が始まって以来、まぎれもなく最大の危機を迎えた日本で本当は何が起こっていたのか――?それを知ることこそが、自分たちの手で未来を守る第一歩となるに違いない。

全ての日本人に伝えたい、戦後70年の壮大な記念碑となる作品が、ここに誕生した。

監督・脚本:原田眞人
出演:役所広司 本木雅弘 松坂桃李 堤真一 山﨑努

上映時間 136分 製作年 2015年 製作国 日本 映倫区分 G 配給 松竹、アスミックエース

投稿者プロフィール

Kieko
「E.T.」を観て、自転車は爆走すると空を飛ぶと信じ、「グーニーズ」を観て、海には大冒険が待っていると信じていました。そんな私が今注目しているのはインド映画界ボリウッド。踊って歌って笑ってる・・・だけじゃない魅力もあるんです♪
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